歯列矯正は矯正装置により持続的に歯に力を加え、
歯を支えている骨(歯槽骨)の破壊、再生の繰り返しで歯を動かします。
歯に力をたくさんかけたからといって、その分たくさん歯が動くわけではなく
骨の代謝に合わせて歯を動かしていくので歯並びを綺麗に整えるには時間がかかります。
成人矯正の場合大体1年~3年くらい治療期間が必要となります。
ただでさえ長い歯列矯正の治療期間…
予想以上に期間が延びてしまうのは絶対に避けたいですよね😭
実は患者さんの頑張りによって治療期間の延長を防ぐことが出来ます!!
歯列矯正の治療期間が延びないように守るべきこと
①計画通りに来院する
ワイヤー矯正の場合大体一ヵ月に一度来院して頂き、歯並びの状態に応じてワイヤーの調整をします。
マウスピース矯正の場合はマウスピースの適合をチェックしつつ新たなマウスピースのお渡しをします。
マウスピース矯正はもちろん新しいマウスピースを付けないと歯は動きません。
ワイヤー矯正も調整を定期的に行わないと歯は動かないので、予定通りの通院しないと当初の治療期間よりも伸びてしまいます😨
矯正治療を始める際にお伝えする治療期間は月に一回の調整をする前提で計算されているので
月に一回の調整は必ず来院しましょう!
②矯正装置の使用をサボらない
マウスピース矯正などの可撤式(自分で取り外せる装置)の矯正装置の場合は
普段の使用時間がかなり重要となります。
面倒だからと言ってサボりすぎると装置の力が十分に発揮されずに治療期間が延びてしまいます。
さらにサボり過ぎて装置がはまらなくなってしまうと作り替えが必要になるので
新しいものができるまでは歯を動かすことができず治療期間が更に伸びてしまいます。
③外れた装置を放置しない
ワイヤー矯正など固定式の矯正装置の場合、まれに装置が外れてしまうことがあります。
装置が外れたままだとその間は歯は動きません。
例えば来院後すぐに装置が外れてしまい放置した場合、
次の予約まで放置をすると約一ヶ月分時間を無駄にしてしまいます。
それを防ぐ為、万が一装置が外れてしまったら、なるべく早くご来院いただき付け直しの処置を行います。
装置が外れていることに気づいたらなるべく早めにご連絡くださいね🙇♀️
④矯正中に虫歯にならないように予防する
矯正治療中に虫歯や歯周病になってしまったらそちらの治療が優先となります。
装置を外す必要のない部位の簡単な治療なら比較的すぐ矯正再開ができますが
装置を外さないと治療できない部位だと一時的に装置を外し、虫歯治療が終わったら再度装置をつけて治療再開となります。
被せ物になるような大きな虫歯治療では治療完了まで数回かかり、矯正治療再開までに時間がかかります。
マウスピース矯正の場合は虫歯治療により歯の形が大幅にかわるとマウスピースがハマらなくなり、作り替えが必要となる場合もあります。
そのため虫歯にならないようにしっかり予防することが大切です!
当院でも歯のクリーニングと磨き方のレクチャーを行なっていますが
一般歯科医院での定期検診も受けつつ矯正治療を進めることをおすすめしています。✨
⑤舌を正しいポジションに置く
舌は一見柔らかいですが実は筋肉の塊なのでとても力が強いです。
そんな舌で無意識のうちに歯を押す癖があると、矯正装置の働きを十分に発揮できず、歯の動きが悪くなってしまいます。
さらにはやっと矯正治療を終えても舌の癖が残っていると歯列が崩れやすく、後戻りがしやすくなります。
当院では舌を正しい位置に置くトレーニングを全ての患者様に説明しております。
日ごろから舌を正しい位置に置くことで矯正治療がスムーズ進みます。
矯正歯科における舌突出癖 | 名古屋市北区 みずの矯正歯科 (mizuno-kyouseishika.com)
以上のことを日ごろから意識するだけで治療期間の延長は防ぐことが出来ます!
一日でも早く矯正装置を外し、きれいな歯並びで思いっきり笑える日が来ますよう当院でもサポートいたします😁✨
無料カウンセリングはこちらから受付中です🎄