スタッフブログ

みずの矯正歯科

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〜治療を成功させるために知っておきたいこと〜

 

歯並びを整える矯正治療は、見た目の美しさだけでなく、

 

噛み合わせの改善や虫歯・歯周病のリスク軽減など、多くのメリットがあります。

 

 

 

しかし、矯正治療は長期間にわたる治療であり、

 

計画的に進めなければ思わぬ失敗や後悔につながることも。

 

 

そこで本ブログでは、矯正治療を始める前に知っておくべきこと

 

治療を成功させるためのポイントを詳しく解説します。

 

 

矯正を検討している方は、ぜひ参考にしてください!

 

 

 

 

1. 矯正治療を始める前に知っておきたいこと

① 矯正の種類を理解する

 

 

矯正治療にはさまざまな方法があり、

 

ライフスタイルや治療目的に応じて適したものを選ぶことが重要です。

 

 

 

1. ワイヤー矯正(ブラケット矯正)

 

 

 

 

 

特徴:歯にブラケットを装着し、ワイヤーの力で歯を動かす方法

 

 

メリット:幅広い症例に対応できる、確実に歯が動く

 

デメリット:見た目が気になる、食事や歯磨きがしづらい

 

 

 

2. マウスピース矯正(インビザラインなど)

 

 

 

 

 

特徴:透明なマウスピースを使い、徐々に歯を移動させる方法

 

 

メリット:目立ちにくい、取り外し可能

 

デメリット:適応できないケースがある、自己管理が必要

 

 

 

3. 裏側矯正(舌側矯正)

 

 

 

特徴:歯の裏側にブラケットを装着する方法

 

 

メリット:外からは見えない

 

デメリット:舌に違和感がある、費用が高め

 

 

② 矯正には長期間かかることを理解する

 

 

矯正治療の平均期間は2~3年以上。

また、矯正後も歯の後戻りを防ぐためにリテーナー(保定装置)の装着が必要です。

 

 

 

途中で「思ったより時間がかかる」と挫折しないよう、

矯正は長期的な治療であることを理解したうえで始めることが大切です。

 

 

③ 費用は高額で、保険適用外が多い

 

 

 

 

 

矯正治療の費用は100万円ほどかかるのが一般的で、

基本的に保険適用外です(顎変形症などの特定のケースを除く)。

 

 

事前に複数の歯科医院でカウンセリングを受け、

費用や支払い方法(分割払いなど)を確認することが重要です。

 

 

④ ライフプランに合わせた計画が必要

 

 

矯正治療はライフイベントに大きな影響を与えるため、

自分のライフプランを考慮して最適なタイミングで始めることが大切です。

 

 

ライフプランと矯正治療の関係

 

 

就職・転職前

 

通院のしやすさを考慮し、仕事が落ち着いているタイミングで開始するのが理想。

 

 

結婚式・成人式

 

写真映えを考慮し、マウスピース矯正や部分矯正を検討する。

 

 

妊娠・出産

 

妊娠中はレントゲンや麻酔の使用が制限されるため、出産後に治療を開始するのがベター

 

 

留学・海外赴任

 

途中で治療を中断しないよう、治療完了後または帰国後に始めるのが理想。

 

 

 

矯正治療は「いつでも始められるものではない」ため、

自分のライフステージを考えたうえで計画的に開始することが成功のカギとなります。

 

 

 

 

2. 矯正治療を成功させるためのポイント

 

 

① 自己管理を徹底する

 

 

特にマウスピース矯正は自己管理が必須です。

 

1日20時間以上の装着が求められるため、装着時間を守れないと矯正の効果が出にくくなることも。

 

ワイヤー矯正でも、ゴム掛け(顎間ゴム)や口腔ケアを怠ると治療が長引くため、歯科医の指示をしっかり守ることが重要です。

 

 

② 途中で挫折しない覚悟を持つ

 

 

矯正中は痛みや違和感が出ることがあり、途中で「やめたい」と感じる人もいます。

 

しかし、途中で辞めると歯並びが中途半端になったり、後戻りしたりする可能性が高いです。

 

「長期間の治療になる」という覚悟を持ち、モチベーションを維持することが大切です。

 

 

③ 矯正後の保定をしっかり行う

 

 

矯正が終わった後も、リテーナー(保定装置)をつけないと

**歯が元の位置に戻る「後戻り」**が発生します。

 

矯正後の保定期間は2~3年以上が推奨されているため、矯正終了後も継続的なケアが必要です。

 

 

④ 定期的な通院を忘れない

 

 

矯正治療では、定期的な調整が必要です。

特にワイヤー矯正では月に1回程度の調整が必要なため、通院スケジュールを確保できるか事前に確認しておくことが大切です。

 

 

 

 

3.失敗しやすい人の特徴

 

 

成功させるためのポイントを踏まえて失敗しやすい人の特徴も紹介します。

 

 

① 矯正治療について何も調べていない

 

 

矯正治療は保険がきかないことがほとんどです。

 

全顎的な治療をすると100万円前後の金額がかかります。

そのような高額なお金を払う治療に対して患者さん自身で下調べすることは非常に重要です。

 

 

もちろん、矯正医の話を聞くのも大事ですが、あらかじめ不安な点を挙げておいたり、

デメリットについての知識を身に着けておいかたりすると、

カウンセリング時に聞きたいことが明確になり、歯科医師からの説明も理解しやすいでしょう。

 

 

「こんなはずじゃなかった」と、治療開始後とのギャップを最小限に抑えることができます

 

 

②担当医の指示を守らない

 

 

マウスピース矯正は自己管理が必須です。

 

1日20時間以上の装着が求められるため、

 

装着時間を守れないと矯正の効果が出にくくなることも。

 

 

ワイヤー矯正でも、ゴム掛け(顎間ゴム)や口腔ケアを怠ると治療が長引くため、

歯科医の指示をしっかり守ることが重要です。

 

 

③治療前に担当医と仕上がりのすり合わせができていない

 

 

歯並びに対する希望や理想像は人それぞれ異なります。

 

矯正治療後の不満として挙げられるのが「口元が出た」「口元が下がりすぎてシワが目立つようになった」という顔貌の変化です。

 

 

 

通常、矯正治療はカウンセリング時に患者さんの主訴や希望の装置、仕上がりの相談をし、

 

それらを聞いた歯科医師が現状の説明をします。

 

その後、精密検査を経て担当医が治療計画を提案します。

患者さんが治療の内容をしっかりと理解した上で、

十分な同意を得てから治療をスタートさせます。

 

 

しかし、治療前に自分がどのような結果を期待しているのかを

 

担当医としっかり話し合っていないと、治療後に「こんなはずじゃなかった」

 

というトラブルに発展してしまう可能性があります。

 

重要なのは、治療前に希望する結果を明確に伝えることであり、

担当医とのコミュニケーションを大切にすることです。

 

 

④定期検診に通院しない

 

 

矯正治療は、通常3〜4週間に1回の通院が必要です。

 

指定された間隔で通院しないと、治療が遅れたり、

重大なトラブルを招く危険性があります

 

 

例えば、ワイヤーやブラケットが外れた場合も、

早めにクリニックを受診することで、治療の停滞や予期せぬ歯の動きを防ぐことができます。

 

 

また、マウスピース矯正は通院間隔がワイヤー矯正よりも長いイメージがありますが、

 

実際にはワイヤー矯正と同様に定期的な受診によって計画通りに歯が動いているかの確認が必要不可欠です。

 

 

⑤セルフケアを行わない

 

 

矯正治療中は、入念なセルフケアが非常に重要です。

 

ワイヤー矯正の場合は、ブラケットという装置の周りにプラークが付着しやすく、

長期間適切なケアがされないと、むし歯や歯周病になってしまいます。

 

矯正治療中にむし歯になってしまったら一時的にワイヤーを外してむし歯を治療をしたり、

マウスピース矯正では治療後に歯の形が大きく変わっている場合、

マウスピースを作り直したりが必要になる場合もあります。

 

不十分なセルフケアによってタイムロスが生じると、

その分「治療期間が長くなってしまう」のです。

 

 

⑥治療費の安さのみを重視している

 

 

矯正治療を始めるにあたって価格のみを比較対象にしている人は危険です。

 

矯正治療は自費診療でクリニックによって治療費は異なります。

 

 

矯正治療を提供しているほとんどの矯正医が所属している日本矯正歯科学会では、

低価格を売りにした矯正治療を控えるよう指示されています。

 

したがって、資格を保持している矯正医が在籍しているクリニックでは、

適正な価格で治療を提供しています。

 

 

⑦治療後の保定を怠る

 

 

矯正が終わった後も、リテーナーを装着しないと歯が元の位置に戻る

「後戻り」が、発生します。

 

 

矯正後の保定期間は2~3年以上が推奨されているため、矯正終了後も継続的なケアが必要です。

 

 

⑧矯正開始のタイミングを考えずに始める人

 

 

ライフプランを考えずに矯正を始めてしまうと、

途中で「忙しくて通院できない」「海外に転勤することになった」といった問題が発生し、

治療が中断する可能性があります。

 

 

 

 

4. まとめー矯正を成功させるためにー

 

 

矯正治療は「始めれば終わり」ではなく、長期間の治療を計画的に進めることが大切です。

 

 

途中で挫折しないためにも、治療前にしっかりと準備し、

自分に合った方法を選ぶことが重要になります。

 

 

 

矯正治療を始める前に確認すべきポイント

 

 

矯正の種類を理解する(ワイヤー矯正・マウスピース矯正・裏側矯正など)

 

 

治療期間が長いことを覚悟する(平均2~3年+保定期間)

 

 

費用を把握し、支払いプランを検討する(60~150万円、基本的に保険適用外)

 

 

ライフプランに合わせてベストなタイミングで開始する

 

 

自己管理が必要であることを認識する(装着時間や口腔ケアの徹底)

 

 

矯正後の保定をしっかり行う(リテーナーを装着しないと後戻りする)

 

 

定期的な通院ができるか確認する(ワイヤー矯正は月1回、マウスピース矯正は2~3ヶ月に1回が一般的)

 

 

 

矯正治療を成功させるために大切なこと

 

 

1.途中で諦めない覚悟を持つ

 

 

→ 長期間の治療に耐えられるか、自分のモチベーションを保てるかを考える。

 

 

2.担当医としっかり相談する

 

 

→ 複数の歯科医院でカウンセリングを受け、自分に合った治療方法を選ぶ。

 

 

3.自己管理を徹底する

 

 

→ 歯科医の指示を守り、矯正装置の管理や口腔ケアを怠らない。

 

 

4.ライフイベントとのバランスを考える

 

 

→ 就職・結婚・妊娠・留学などの予定を考慮し、矯正を始める時期を決める。

 

 

5.保定期間をしっかり守る

 

 

→ 矯正が終わった後もリテーナーを装着し、後戻りを防ぐ。

 

 

 

矯正治療は時間も費用もかかりますが、しっかりと計画を立て、

正しい方法で進めれば、大きな成果を得られます。

 

 

矯正後の美しい歯並びと健康な口腔環境を手に入れるために、

 

事前準備をしっかり行い、成功へと導きましょう!

 

 

 

 

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