矯正治療に興味はあるけれど、「痛みはあるの?」「費用はどれくらい?」「どのくらいの期間がかかるの?」など、たくさんの疑問や不安を感じていませんか?
矯正治療は専門的な内容が多く、初めての方にとっては分かりにくいことも少なくありません。
このブログでは、矯正治療を検討している方や、これから治療を始める方が抱きやすいよくある質問をQ&A形式で分かりやすく解説します。
治療の流れや費用、痛み、年齢、装置の種類、日常生活での注意点など、気になるポイントを一つひとつ丁寧にご紹介します。
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目次
- Q1. 矯正治療は何歳から何歳までできる?
- Q2. 子どもの矯正と大人の矯正の違いは?
- Q3. 矯正治療にはどんな種類がある?
- Q4. ワイヤー矯正はどんな人に向いている?
- Q5. マウスピース矯正は誰でもできる?
- Q6. 裏側矯正(舌側矯正)の特徴は?
- Q7. 部分矯正で治せるケース・治せないケースは?
- Q8. 矯正治療は痛い?
- Q9. 矯正中の食事制限はある?
- Q10. 矯正治療の期間はどれくらい?
- Q11. 矯正中に虫歯・歯周病になりやすい?
- Q12. 矯正治療で歯を抜くことはある?
- Q13. 矯正治療後に後戻りすることはある?
- Q14. 矯正治療の費用はなぜ高い?
- Q15. 医院ごとに費用が違う理由は?
- Q16. 矯正治療を成功させるために大切なことは?
Q1. 矯正治療は何歳から何歳までできる?
A. 年齢制限はなく、子どもから大人まで可能です。
歯は年齢に関係なく動く性質があり、日本矯正歯科学会でも成人矯正は一般的な治療とされています。
ただし、大人の場合は歯周病の有無や被せ物の状態を考慮する必要があり、年齢よりも口腔内の健康状態が重要な判断基準となります。
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Q2. 子どもの矯正と大人の矯正の違いは?
A. 顎の成長を利用できるかどうかが大きな違いです。
子どもの矯正では顎の成長をコントロールできるため、骨格的な問題の改善が期待できます。
一方、大人の矯正では成長が終了しているため、歯の移動が中心となりますが、その分治療計画の予測性が高いというメリットもあります。
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Q3. 矯正治療にはどんな種類がある?
A. 主に4つの治療法があります。
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表側ワイヤー矯正
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裏側(舌側)矯正
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マウスピース矯正
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部分矯正
不正咬合の種類や歯の移動量により、適した治療法は異なります。1つの治療法ですべての症例に対応できないため、診断に基づく選択が重要です。
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Q4. ワイヤー矯正はどんな人に向いている?

A. 歯並びや噛み合わせのズレが大きい方に向いています。
ワイヤー矯正は歯を三次元的に細かく動かせるため、抜歯を伴う症例や重度の不正咬合にも対応可能です。
長年の臨床実績があり、確実性を重視する治療法として世界的に確立されています。
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Q5. マウスピース矯正は誰でもできる?

A. 適応できないケースもあります。
マウスピース矯正は1日20時間以上の装着が必要で、患者さんの協力度が治療結果に大きく影響します。
また、歯の大きな回転や上下移動、骨格的なズレが強い場合は、ワイヤー矯正の方が適しているとされています。
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Q6. 裏側矯正(舌側矯正)の特徴は?



A. 装置が見えにくい反面、高度な技術が必要です。
裏側矯正は審美性に優れていますが、発音への影響や装置調整の難しさがあります。
そのため、十分な経験を持つ歯科医師による治療が重要とされています。
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Q7. 部分矯正で治せるケース・治せないケースは?

A. 軽度な前歯の乱れに限られます。
部分矯正は治療範囲を限定するため、奥歯の噛み合わせに問題がある場合や全体的な歯列不正には不向きです。
適応を誤ると後戻りしたり、噛み合わせ悪化の原因になります。
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Q8. 矯正治療は痛い?
A. 一時的な痛みはありますが、強い痛みが続くことは稀です。
装置調整後2〜3日が痛みのピークで、1週間程度で落ち着くことがほとんどです。
これは歯が動く際の生理的反応によるものです。
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Q9. 矯正中の食事制限はある?
A. 装置に応じた注意は必要です。
ワイヤー矯正では硬い物や粘着性のある食品を避ける必要があります。
マウスピース矯正では食事の際に装置を外せるため、食事制限は比較的少ないとされています。
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Q10. 矯正治療の期間はどれくらい?
A. 全体矯正で1年半〜3年程度が一般的です。
歯の移動速度には生理的な限界があり、無理に早めると歯根吸収などのリスクが高まることが分かっています。治療期間は仕上がりの為に必要な期間です。
歯並びの状態にもよりますが、抜歯をしない場合は約1年~2年、抜歯をする場合は約2年半~3年の方が多いです。
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Q11. 矯正中に虫歯・歯周病になりやすい?
A. ケア不足があるとリスクは高まります。
装置周囲は汚れが溜まりやすいため、通常より丁寧な歯磨きと定期的なクリーニングが重要です。
ケアが難しいところは、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。
当医院では一般の歯科医院などで定期的にクリーニングしてもらうことをおすすめしています。
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Q12. 矯正治療で歯を抜くことはある?
A. 必要な場合のみ行います。
歯を並べるスペースが不足している場合、無理な非抜歯治療は口元の突出や後戻りの原因になります。
長期的安定性を重視した判断が重要です。
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Q13. 矯正治療後に後戻りすることはある?
A. 保定装置を使わないと後戻りの可能性があります。
歯は元の位置に戻ろうとするため、治療後にはリテーナーの使用が必須です。
リテーナーの使用不足や舌の癖が残っていると後戻りしやすくなります。
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Q14. 矯正治療の費用はなぜ高い?

A. 長期間にわたる専門的な診療と、精密でオーダーメイドの装置・検査費用などが含まれているためです。
矯正治療は精密検査、診断、装置管理、調整、保定まで含めた総合的な医療行為です。
一度きりの治療ではなく長期サポート込みの費用です。
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Q15. 医院ごとに費用が違う理由は?
A. 治療内容・技術・サポートの違いが価格差になる
矯正治療は自由診療のため、医院ごとに治療内容やサポート範囲が異なり、その違いが費用の差として表れます。
使用する装置、調整頻度、保定管理、医師の経験などが費用に反映されます。
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Q16. 矯正治療を成功させるために大切なことは?
A. 正確な診断と継続的な通院・セルフケアです。
矯正治療を成功させるためには、治療法の選択から日々のケア、治療後の保定まで、患者さん自身の協力がとても重要です。
十分な説明を受け、納得した上で治療を始めることが重要です。

まとめ
矯正治療は「どの装置が良いか」ではなく、「自分に合った治療法を選ぶこと」が最も重要です。
矯正は長期間にわたる治療だからこそ、「安心して任せられるか」「無理なく通い続けられるか」を重視しましょう。
また、1つの医院だけで決めず、複数の医院でカウンセリングを受けて比較することが、後悔しない医院選びにつながります。
納得できる医院を選び、安心して矯正治療をスタートさせましょう。

