スタッフブログ

みずの矯正歯科

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大臼歯(奥歯)は、食べ物を噛み砕く役割を持つ重要な歯です。

 

 

 

 

 

第一大臼歯、第二大臼歯、第三大臼歯(親知らず)に分かれていますが、

特に第一・第二大臼歯は咀嚼の主役となります。

 

 

 

 

 

この大臼歯を1本でも失うと、見た目の変化だけでなく、

食事や健康、さらには全身に影響を与えることがあります。

 

 

【大臼歯を失うことのデメリット】

 

 

 

 

 

(1) 噛みにくくなり、食事の質が低下する

 

 

大臼歯は、食べ物をすりつぶして細かくする役割を果たしています。

 

1本でも失うと、以下のような問題が発生します。

 

 

 

  • 硬いものが噛みにくい(肉、ナッツ、せんべい など)

 

 

  • 繊維質のものがすりつぶせない(野菜、果物 など)

 

 

  • 食べ物をしっかり噛めず、飲み込みにくい(丸のみしやすくなる)

 

 

 

噛みづらくなることで、食事の楽しみが減るだけでなく、

消化不良や胃腸への負担が増えることもあります。

 

 

(2) 噛み合わせのバランスが崩れる

 

 

大臼歯がなくなると、隣の歯や反対側の歯が影響を受けます。

 

 

  • 隣の歯が傾く → 歯並びが乱れ、さらに噛みにくくなる

 

  • 噛み合う歯が伸びる → かみ合わせのズレが生じる

 

  • 残った歯に負担がかかる → ほかの歯がすり減ったり、ダメージを受けたりする

 

 

噛み合わせが悪化すると、歯の寿命が短くなるだけでなく、

矯正が必要になるケースも増えてきます。

 

 

(3) 顎関節症のリスク増加

 

 

噛み合わせが崩れると、顎の動きにも悪影響を及ぼし、顎関節症 になる可能性が高くなります。

 

 

  • 顎が「カクカク」鳴る

 

  • 口が開きにくくなる

 

  • 顎や顔に痛みが生じる

 

 

顎のズレは、肩こりや頭痛、姿勢の歪みなど全身のトラブルにもつながります。

 

 

(4) 発音への影響

 

 

奥歯がないと、空気の流れが変わり、

 

「さ行」「た行」「ら行」 などの発音が不明瞭になることがあります。

 

 

特に人前で話す仕事をしている人にとっては、大きなデメリットとなります。

 

 

(5) 顔のたるみ・老け顔の原因に

 

 

奥歯は顔の形を支える役割も果たしています。

 

 

そのため、1本失うだけでも次のような変化が起こることがあります。

 

 

  • 頬がこける、たるむ → ほうれい線が深くなる

 

  • 口元がへこむ → 老けた印象になる

 

 

歯を失うと、顔のバランスが崩れ、実年齢よりも老けて見えることがあるのです。

 

 

(6) 消化器への負担増

 

 

しっかり噛めないと、消化器官に負担がかかりやすくなります。

 

 

  • 胃もたれや消化不良のリスク増加

 

  • 栄養吸収が悪くなり、健康状態の低下

 

  • 食べにくさから、偏った食生活になりやすい

 

 

健康維持のためにも、奥歯をしっかり使って食事ができることはとても重要です。

 

【失った歯のその後・・・】

 

 

大臼歯を失ったまま放置すると、歯並びや噛み合わせが悪化し、

矯正治療が必要になることがあります。

 

 

歯を失った影響を最小限に抑えるために、以下の方法が考えられます。

 

 

(1) インプラント治療

 

 

 

人工歯根を埋め込むことで、失った歯を補う方法です。

自然な噛み心地を取り戻すことができ、周囲の歯に負担をかけません。

 

 

(2) インプラントを見据えた矯正治療

 

 

インプラントを適切に埋め込むためには、

矯正治療を行って歯並びや噛み合わせを整えることが重要です。

 

 

  • 傾いた歯を矯正するインプラントのスペースを確保し、適切な位置に埋入できるようにする

 

  • 噛み合わせのズレを調整する → インプラントを埋め込んだ後の安定性を向上させる

 

  • インプラントの負担を軽減 → 周囲の歯とバランスよく噛める状態を作

 

 

 

矯正治療を組み合わせることで、インプラントの寿命を延ばし、

より快適な噛み合わせを得ることができます。

 

 

(3) ブリッジ治療

 

 

 

 

失った歯の両隣の歯を削り、人工の歯を橋渡しする方法です。

固定式なので違和感が少ないですが、健康な歯を削る必要があります。

 

 

(4) 部分入れ歯

 

 

 

 

取り外しが可能な方法ですが、噛む力が弱くなることや、違和感を感じる人も多いです。

 

 

(5) 矯正治療で噛み合わせを改善

 

 

歯の傾きやズレを矯正治療で整えることで、残った歯を長持ちさせることができます。

 

 

  • 歯列矯正 で歯の傾きを直し、噛み合わせを調整

 

  • スペースを閉じる矯正 でブリッジやインプラントを不要にするケースもあります

 

 

 

 

矯正治療を適切に行うことで、噛み合わせのバランスを取り戻し、

将来的なトラブルを防ぐことができます。

 

 

 

 

【歯列不正と歯の喪失の関連性】

 

 

(1) 歯周病リスクの増加

 

 

歯列不正のある人は、歯磨きがしにくく、プラーク(歯垢)が溜まりやすくなります。

プラークが蓄積すると歯周病のリスクが高まり、最終的には歯の喪失につながります。

 

 

厚生労働省ホームページ

令和4年歯科疾患実体調査結果より抜粋

 

 

 

このように歯周病患者は年齢を重ねるごとに増える傾向があります。

 

 

 

  • 厚生労働省の調査によると、日本人の成人の約80%が歯周病を患っており、特に歯列不正がある人はそのリスクが1.5〜2倍に上昇することが報告されています。

 

  • 歯周病患者の約35%が叢生などの歯列不正を持っているとの報告もあります。

 

 

(2) 咬合力の不均衡

 

 

歯並びが悪いと、特定の歯に過剰な力がかかりやすくなります。

 

その結果、歯の摩耗や破折(歯が割れること)が生じ、

最終的に抜歯が必要になるケースが増えます。

 

 

具体例:

 

 

  • 日本顎咬合学会の研究によると、歯列不正がある人のうち、咬合力の不均衡が原因で歯を失うリスクが約2.3倍に高まることが示されています。

 

 

  • 40歳以上の歯の喪失原因の約30%が不適切な咬み合わせに起因しているとする報告もあります。

 

 

(3) 顎関節症との関連

 

 

歯列不正は顎関節症(TMJ)の原因にもなります。

顎関節症は慢性的な顎の痛みや頭痛、食事の際の不快感を引き起こし、

結果的に特定の歯を過度に使うことにつながります。

これが、歯の摩耗や破折を引き起こし、歯の喪失リスクを高めます。

 

 

研究データ:

 

 

  • 顎関節症患者の約60%が不正咬合を伴っているというデータがあります。

 

 

  • 顎関節症を持つ人のうち、50歳以上では約25%が歯の喪失を経験しているとの報告があります。

 

 

 

 

【矯正治療で歯の喪失を防ぐ】

(1) 矯正治療の効果

 

 

矯正治療を受けることで、歯列不正を改善し、

 

歯周病リスクの低減や咬合力のバランスを取ることが可能になります。

 

 

矯正治療の効果に関する統計:

 

 

  • 歯列矯正を受けた人のうち、矯正前に比べて歯周病の発症率が40%低下したというデータがあります。

 

 

  • 正しい咬み合わせを得たことで、咬合力のバランスが改善し、歯の喪失リスクが約50%減少するとの研究結果もあります。

 

 

(2) 予防的な歯科ケア

 

 

定期的な歯科検診とプロフェッショナルクリーニングを受けることで、

 

歯周病や虫歯を予防し、歯の喪失リスクを大幅に下げることができます。

 

 

データ:

 

 

  • 3〜6ヶ月ごとの定期検診を受けている人は、受けていない人に比べて歯の喪失リスクが約60%低いという報告があります。

 

 

 

【まとめ】

 

 

大臼歯を1本失うことは、食事や発音、見た目、健康など、

 

 

さまざまな面でデメリットをもたらします。

 

 

そのまま放置すると、さらに歯並びや噛み合わせが悪化し、

 

矯正治療が必要になることもあります。

 

 

 

特にインプラントを検討している場合は、矯正治療を併用することで、

より安定した噛み合わせを得ることができます。

 

 

 

早めに矯正や補綴治療(インプラント・ブリッジ・入れ歯)を検討し、

 

歯の健康を守ることが重要です。

 

 

 

 

「たかが1本」ではなく、「たった1本でも大切」と考え、適切なケアをしていきましょう。

 

 

 

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