スタッフブログ

みずの矯正歯科

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「歯並びを綺麗にしたいけれど、妊活も考えている…」 「もし治療中に妊娠したら、赤ちゃんに影響はない?」

 

そんな不安を抱えている方は少なくありません。

 

結論から申し上げますと、妊活中に矯正治療を始めることは可能です。

 

ただし、妊娠中は体調の変化や制限も多いため、「妊娠前に何を済ませておくか」がスムーズな治療を行う為には重要です。

 

まずはじめに、妊娠前に矯正治療を始めるメリットについて説明します。

 

 


1. 妊活中(妊娠前)に矯正を始めるメリット

 

妊娠していない時期に矯正治療にスタートすることで、以下のようなメリットがあります。

 

    • ・検査の制限がない

    • レントゲンやCT撮影をスムーズに行える。

 

    • ・柔軟な計画立案

    • 抜歯や複雑な処置を先に済ませられる。

 

  • ・初期処置をまとめて完了

  • 装置に慣れるまでの期間を、体調が安定している時期に確保できる。

 

 


2. 妊娠前に「これだけは済ませたい」3つのこと

 

妊娠中は、安全面から避けたい処置がいくつかあります。

 

妊娠前に済ませておくと安心なことは以下の3つのことです。

 

  1. ① 精密検査(レントゲン・CT)

歯科用CT

歯科用のレントゲンは被ばく量が非常に微量で、胎児への影響はほぼないとされています。

 

科用パノラマ写真(お口全体)の撮影時の線量は約 0.03 mSvです。

 

国際的な基準や産婦人科学会の指針では、赤ちゃんに奇形や発育遅延などの影響が出る可能性があるのは、一時に 50〜100mSv(ミリシーベルト) 以上の放射線を浴びた場合とされています。

 

歯科用レントゲン1枚(0.01mSv)と比較すると……

5,000回~10,000回以上同時に撮影しない限りその数値には達しません。

そして、撮影時には鉛入りの防護エプロンを着用することで、腹部への散乱線はほぼゼロに抑えられます。

 

しかし、妊娠中は不要な被ばくを避けた方がよいとされていますので、初期検査は先に済ませておくと安心です。

 

  1. ② 抜歯・アンカースクリュー

アンカースクリュー、抜歯歯科用麻酔、鎮痛剤

 

これらは局所麻酔を使用し、術後に鎮痛剤や抗生剤が必要になる場合があります。

 

抜歯やアンカスクリューを使用する局所麻酔は妊娠中でも使用可能なものもあります。

 

2015年にアメリカ歯科医師会雑誌(JADA)で発表された大規模な調査では、妊娠中に歯科麻酔を受けたお母さんと、受けなかったお母さんを比べた結果、赤ちゃんの健康状態(体重や出生時の異常など)に全く差がないことが証明されました。

 

むしろ、痛みを無理に我慢して「ストレスホルモン」が分泌される方が、お母さんの血圧を上げ、赤ちゃんに負担をかけてしまうこともあります。

 

日本の歯科で一般的な局所麻酔(例:リドカイン)は、妊娠中でも医師判断のもとで使用されることが多い薬剤ですが、精神的な負担も考慮しすると妊娠前が推奨されます。

 

鎮痛薬は、妊娠中は避けた方がよいものもありますので慎重に選ぶ必要があります。

 

妊娠中はロキソニン等のNSAIDs(エヌセイズ:非ステロイド性抗炎症薬)が制限されることが多いためアセトアミノフェン(例:カロナール等)が選ばれることが多いです。

妊娠中でも麻酔などの対応は可能な場合もありますが、強い痛みが出る可能性のある処置は妊娠前に終えておく方が心理的負担が少ないです。

 

 

妊娠中の可能性がある場合は自己判断せず、必ず歯科・産婦人科に相談しましょう。

 

 

  1. ③ 虫歯・歯周病の治療

 

妊娠中はホルモンバランスの変化で「妊娠性歯肉炎」になりやすく、つわりで歯磨きが困難になると歯周病や虫歯が悪化してしまうこともあります。

 

あらかじめお口の環境を整えておくこと口腔内のトラブルを防ぐことができます。

 


3. 妊娠中に矯正を続ける際の注意点

 

治療中に妊娠がわかった場合、以下の3つのポイントに注意して進めていきます。

 

 

    • ・通院のタイミング
    • 安定期(16~27週)を中心に調整します。初期・後期は無理をせず、感覚を空けるなどの柔軟な対応が可能です。

 

  • ・お口のケア 
  • 妊娠中は虫歯リスクが急増します。セルフケアが難しい時は、プロによるクリーニングを積極的に活用しましょう。

 

 


4. 妊娠週数別・歯科治療の考え方

体調を最優先にするため、時期に合わせて治療内容を調整します。

  • ・妊娠初期(〜15週) つわりがピークの時期。体調がすぐれない時は応急処置にとどめます。

  • ・妊娠中期(16〜27週) 安定期。 虫歯治療や装置の調整など、最も治療しやすい時期です。

  • ・妊娠後期(28週〜) お腹が大きく、長時間の仰向けがつらくなります。短時間の調整のみ、あるいは産後までお休みします。


5.装置ごとのメリット・デメリット

    • ・ワイヤー矯正

    • 装置の着脱はなく管理は楽だが、つわり時に装置が気になったり、歯磨きが難しい。

       

 

    • ・マウスピース矯正

    •  取り外して清掃できますが、つわりがひどいと装着自体が苦痛になり、計画が遅れる可能性があります。

       

  • ・裏側矯正

  • 見た目は 目立たないが、舌への刺激が強く、体調不良時は負担に感じやすい傾向があります。

     

体調に合わせて使用できる装置を歯科医師と相談して決めることをおすすめします。

6.まとめ

ライフステージに合わせた無理のない計画を!

 

矯正治療は年単位の時間がかかりますので、矯正治療を無理なく続けるためには妊娠中は体調を優先にした治療が必要です。

 

◆スムーズに進めるためのポイント

  1. ・矯正医と産婦人科医、双方に必ず相談する。

  2. ・検査や抜歯は「妊娠前」に終わらせる。

  3. ・妊娠中は体調第一。計画の一時中断や間隔調整はいつでも可能です。

 

7.よくある質問(Q&A)

Q1. 妊活中に矯正を始めてもいい?

A. はい、可能です。

ただし、検査・抜歯などは妊娠前に終えておくと安心です。

 

Q2. 矯正中に妊娠が分かったら中断しないといけない?

A. 体調にもよりますが治療は継続できます。

初期・後期は無理せず調整間隔を空け、安定期に調整をまとめる方法が一般的です。

治療や通院については歯科医師と相談しながら進めましょう。

 

Q3. 妊娠中の歯科用CT(CBCT)は受けられる?

A. 医学的に必要なら可能です。

ただしレントゲンより慎重に適応判断し、可能なら妊娠前に済ませるのがおすすめです。

痛みや腫れなどで診断が必要な場合は、最小限の撮影で対応することがあります。

 

Q4. 妊娠中に麻酔や痛み止めは使える?

A. 歯科の局所麻酔は医師判断のもとで使用されることが多いです。

鎮痛薬はアセトアミノフェンが選ばれることが多く、ロキソニン(NSAIDs)は時期により注意が必要です。

 

Q5. つわりが強い時期は矯正はどうする?

A. 無理しないことが最優先です。

調整の間隔を空けたり、マウスピースの運用を相談する。

必要なら一時的に経過観察にするなど柔軟に対応します。

 

 

 

当院では、患者様の体調やライフプランに寄り添った治療計画をご提案しています。

気になる事ご不安な点などがありましたら、まずは一度カウンセリングでお気軽にご相談ください。

初回カウンセリングのご予約は随時受付中です♪

 

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