みなさんは歯磨き粉を買うとき、なにを基準に選んでいますか??
値段、メーカー、歯が白くなる、知覚過敏、虫歯・歯周病予防、、、
人によってさまざまあると思います。
今回は『歯磨き粉を買うときのポイント』についてです🦷✨
ずばり、『口腔内の状態、使用目的に適した成分が入っているか🌟』
目的によって、選ぶ歯磨き粉は違います。
歯磨き粉のパッケージの裏面には必ず含まれている成分が書かれています。
口腔内の状態別に適した成分を紹介します👄
①虫歯ができやすい方
⇒ 虫歯の発生・進行の抑制
フッ素が1,000ppm以上入っているものがおすすめです!
ただし、6才未満のお子様は歯磨き粉を飲み込んでしまう恐れがあるため
子供用のフッ素が少ないものを選びましょう。
②歯槽膿漏が気になる方
⇒ 口内環境を整える
細菌自体を減らしたり、炎症を抑えてくれる成分が入っているものを選びましょう
・細菌を減らす働きがある
塩化セチルビリジニウム、塩酸クロルヘキシジン、イソプロピルメチルフェノール
・薬用成分では歯茎を引き締めて血行を促進するはたらきがある
塩化ナトリウム、酢酸dl-α-トコフェロール
・口中の炎症を抑え、止血する働きがある
トラネキサム酸、グリチルレチン酸ジカリウム
また、研磨剤が極力入っていないものを選んでください⚠
研磨剤は歯の着色汚れを落としてくれますが、逆に歯や歯茎を傷つけることもあります。
③知覚過敏の方
⇒ 歯を守る
知覚過敏は歯の表面のエナメル質が剥がれてしみるので
それを補い、守ってくれる成分 乳酸アルミニウム、硝酸カリウム、フッ素
また、知覚過敏が気になる方も研磨剤はできるだけ避けましょう⚠
④ホワイトニング効果を求める方
⇒ 着色を取る、着色を予防する
歯の表面に沈着した汚れや着色をとり、なおかつ着色を予防する成分が入っているか
確認してください。
歯の表面に付着した汚れや着色を落としてくれる成分 ポリリン酸ナトリウム
エナメル質に近い成分で歯の表面についた傷を埋めて汚れや着色をつきにくくする成分
ハイドロキシアパタイト
また、研磨剤が多い方がホワイトニング効果があると思われていますが
間違いです❗
研磨剤により歯が傷つくこともあり、結果的にその傷に着色してしまうこともあります。
できるだけ研磨剤が少ないものを選ぶのが好ましいです。
⑤口臭が気になる方
⇒ 殺菌
塩酸クロルヘキシジン
抗菌作用のある成分。歯磨き粉だけでなくマウスウォッシュにも使用されています。
口内の細菌を減少させ、口臭を防ぐ効果があります。
塩化亜鉛、銅クロロフィリンナトリウム
細菌が作り出す口臭の原因物質を抑制する効果がある成分です。
口臭の大元をブロックする効果が期待できます。
今お使いの歯磨き粉の成分表を見てみてください👀✨
また、次の歯磨き粉を購入する際に、ぜひチェックしてみて下さい💐
当医院でも歯磨き粉を購入することができます🦷💓
お気軽にスタッフまで相談してください🧚♀️