今回は当院で取り扱っている裏側矯正についてご紹介します。
裏側矯正とは別名「リンガルブラケット矯正」と呼ばれるもので、矯正装置が歯の裏側につくため「矯正装置が他人から気付かれにくい」「見えにくい」という点が最大の特徴です✨
にっこり笑った場合も矯正器具が見えにくく、接客業・営業職の方など裏側矯正を希望される方も多くいらっしゃいます😁
目次
1.リンガル矯正のメリット
食事の際のストレスが少ない
表側矯正では、装置に食べ物がからまると目立ちやすいです。
特に外食時など、すぐに歯磨きをすることが難しい場合は気を遣うこともあるかと思います。
裏側矯正では装置が裏側についているため、一見見えにくく精神的な負担は軽減されます⭐️
歯の表面のエナメル質を傷つけない
矯正治療のリスクとして治療中や矯正器具の撤去時に、歯の表面にごくわずかな亀裂(エナメルクラック)が生じることがあります。
これらのわずかな亀裂は普段の生活でも生じることがありますが、ほとんどの場合歯の健康への支障や治療の必要はありません。
しかし裏側矯正であれば装置が裏側につくため、表側にエナメルクラックが生じることがありません。
スポーツを我慢しなくていい
装置が裏側につくため、転倒や口元を強打 しても装置によって唇を傷つける恐れはありません。
また、管楽器等の楽器演奏も問題なく続けることができます。
2.リンガル矯正のデメリット
喋りづらいことがある
歯の裏側に装置がつくことで、舌の邪魔になり喋りづらくなることがあります。
しかし、個人差はありますが約1週間〜1ヶ月程で慣れてくるようになりますので、心配はいりません✨
歯磨きが難しい
歯の裏側は目が届きにくいので、装置が付いていなくても磨きにくい部分です。
歯の裏側に装置がつくことでさらに歯磨きが難しくなるため、普段よりも時間を掛け丁寧に歯磨きをする必要があります🦷
清潔な口腔内を保つために、定期的に一般歯科でのクリーニングもおすすめしております。
費用が高い
歯の裏側はでこぼこしていて複雑な形をしているため、既製のブラケットを使うことができません。
そのため、患者様一人一人の歯並びに合わせたブラケットをオーダーメイドで作る必要があります。
また歯の裏側は見えづらく、歯を動かすためのワイヤーの調整などに技術と時間がかかることも費用が高くなる理由のひとつです。
3.当院で導入しているリンガルブラケット矯正装置
当院では「ALIAS(アリアス)」というリンガルブラケット矯正装置を使用しています。
従来のものと違い、結紮(けっさつ)という複雑な処置をする必要がなく、毎回の治療時間の短縮が可能となりました✨
また歯の動きが良いうえ痛みも少ないので、患者さんの負担も少ない装置です😊
<従来の装置>
上の写真のように、歯の裏側につけた装置を結紮しています。
<アリアス>
アリアスは結紮が必要ありません。
メリット1 美しい仕上がり
従来の装置はワイヤーを通す溝が長方形でしたが、アリアスは世界初の正方形になっています。
そうすることで力のかかり具合をコントロールしやすく、従来の長方形の溝に比べて確実に早く歯を動かせ、仕上がりもより美しくすることが可能になりました。
メリット2 治療期間の短縮
従来の装置はワイヤーと装置を結紮線(細い針金)で結びつけていました。
しかしアリアスは開閉式のブラケットになったことで、摩擦抵抗が少ないうえ歯の動きも早く、治療期間の短縮が可能になりました。
メリット3 患者様の負担が軽減
屈曲がなく、細い特殊なワイヤー(ストレートワイヤー下図参照)を使用します。
<従来の裏側矯正治療>
<アリアス裏側矯正>
ストレートワイヤーを使用することで口の中の違和感が減り、発音がしにくい、歯磨きがしにくいといった負担が軽減されます。
以上、今回は裏側矯正についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
裏側矯正に興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度無料カウンセリングにご来院下さい。
お待ち致しております☺️
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