綺麗な歯並びを目指すために、矯正治療中の歯磨きはとても大切です。
歯磨きを怠っていると装置の周りの歯肉が腫れてしまったり、虫歯が出来てしまったり等、矯正治療がスムーズに終わらない場合があります💦
そこで今回は
- 口の中の汚れやすい部分
- 歯ブラシの使い方
- 矯正中におすすめの歯ブラシ
をご紹介します。
正しい歯磨きの仕方を身につけ、綺麗な歯並びを目指しましょう✨
①口の中の汚れやすい部分
1.前歯の裏側
表面は念入りに磨いても、見落としがちなのが「裏側」です。
特に、上の前歯の裏側にはシャベル状のくぼみがある場合があり、汚れが溜まりやすいです。
歯ブラシを縦にして、１本ずつかき出す要領で行いましょう。
2.奥歯などの溝
咬み合わせの部分はでこぼこが多く、食べかす等が入り、残りやすいです。
歯ブラシを咬み合わせ面に平行にあて、小刻みに揺らし、溜まった汚れをかき出しましょう。
3.奥歯の裏側
ここは歯ブラシが届きにくく、特に上の奥歯は磨き残しが多い部分です。
歯ブラシを小刻みに動かし、1回ずつ押しこむような感じで、奥までしっかりと磨きましょう。
4.歯と歯肉の境目
歯だけではなく、歯肉の境目にもブラシをあてることが大切です。
境目は45°に歯ブラシをあて、小刻みに動かして磨くよう意識してください。
5.歯と歯の境目
食べかすが溜まりやすく、取れにくいのが歯と歯の間です。
歯ブラシを縦にしたり、ワンタフトブラシ・歯間ブラシ・フロスなどの補助アイテムを活用しましょう。
②歯ブラシの使い方
1.おもて側
- 歯ブラシを歯に対して約45°にあて、毛先を歯肉の中に挿入して、小さく振動を加えてください。
- 歯と歯の間は、歯ブラシを縦に動かして下さい。
2.うら側
- 表側と同様、歯ブラシを歯に対して約45°にあて、毛先を歯肉の中に挿入し小さく振動を加えてください。
- 歯ブラシを縦に入れ、上下に動かして下さい。
- 歯ブラシの「かかと」を歯と歯肉の間に当てるようにしてみがきましょう。
3.その他
- 鏡で歯ブラシの毛先が奥歯の後ろまで届いているか、確認しながら動かしましょう。
特に装置が付いている場合は、手鏡を持ちながらブラッシングするのがおすすめです。
- 歯ブラシの毛が開いてきたら、新しい歯ブラシに替えましょう。
歯ブラシは痛みやすいので1ヶ月が目安です。
- 歯みがき粉は歯ブラシの毛先、３分の１に乗る量が適量です。
③矯正中におすすめの歯ブラシ
特にワイヤー矯正治療中の歯磨きに便利な歯ブラシをご紹介します。
【DENT.EX Orthodontic-U】
こちらのブラシは外側は毛束の幅が狭く、ワイヤー下へ毛先が届きやすくなっています。
さらに、くぼんだ部分でワイヤーとブラケットを覆うようにブラッシングすることが出来ます。
【DENT.EX Orthodontic-P】
こちらのブラシは、叢生歯部や歯間部の清掃におすすめです。
屋根型カットで、小さなブラケット周辺やワイヤー下部に毛先が当りやすくなっています。
念入りにブラッシングしたい部分や矯正段階に応じて、ぜひ使用してみてください。
いかがでしたでしょうか？
歯磨きの仕方について正しい知識をもち、綺麗な口内環境を維持しましょう🦷✨
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