歯列矯正は平均2~3年かかると言われています。
長い期間をかけて行うので、治療の途中で進学や転勤、留学、結婚など引っ越しが発生するケースもありますよね。
そんな時はどうすればよいのでしょうか?
歯列矯正を始めたいけれど、引っ越しを控えている・転勤の可能性があって治療を迷われている方も、ぜひ参考にしてください✨
目次
治療中に引っ越しが決まったらどうする?
歯列矯正を始められてから引越しが決まった場合、どのようにすればよいのでしょうか?
転居される期間等にもよりますが、大きく分けて3つの方法があります。
①そのまま通う
クリニックや歯科医師によって、使用している装置や治療方法などが異なるため、一つのクリニックで最初から最後まで治療を終えられるのが最も理想的です。
通院が可能な場合は、同じクリニックで治療を続けられることをおすすめします。
ただ、治療の途中で万が一装置が外れてしまった・壊れてしまった等、応急処置が必要になることもあります。
遠方から通院を続けられる場合は、それも踏まえて通院が可能かどうか検討しましょう。
なおマウスピース矯正の場合は、お渡しするマウスピースの枚数を調整し、通院回数をなるべく減らして治療を続けられることもあります。
②治療を一時的に中断する
転居が数か月など、短期間であれば一時的に治療を中断することも可能です。
その間は装置をそのままにするのか、一時的に装置を外して歯の後戻りを防ぐリテーナーを使用するのか、様々な選択肢があります。
治療の進行状況等によっても変わってくるので、最適な方法は歯科医師と相談しましょう。
ただし、一時的に治療を中断する場合でも、途中で装置の不具合等で応急処置が必要となる場合があることを念頭に置いてください。
③転院する
遠方への引っ越しが決まった方は、基本的に別の医院で治療を続けることが可能です。
※全てのクリニックが転院可能ではありませんのでご注意ください。
ただ転院には様々なリスクや患者様の負担が発生します。
転院のリスク
ここからは転院に伴うリスクについてお伝えします。
①転院先を探す必要がある
元々通っているクリニックで転院先を紹介してもらえることが多いとは思いますが、クリニックや引越し先によっては転院先を紹介してもらえない場合もあります。
その場合はご自身で転院先を探す必要があります。
ただ全てのクリニックが転院患者を受け入れているわけではないので、転院先を探すことが難航する場合もあります。
②今までと同じ治療を受けられない場合がある
矯正治療で使用するブラケット(装置)・ワイヤー等はたくさんの種類があり、クリニックによって使用している装置が異なります。
また治療方法や治療方針も歯科医師によって異なりますので、今まで受けていた治療と方針が変わってくる場合もあります。
特に治療が難しいとされている裏側矯正は、取り扱っていないクリニックもありますので注意してください。
③費用が追加でかかる場合がある
転院を希望する場合、通っていたクリニックから装置代等すでに支払っている料金の一部返が金されることが多いです。
※すでに作られた装置やマウスピースの分は返金に対応してもらえない場合もあります。
※返金についてはクリニックによって大きく異なりますので、契約書等を確認しておきましょう。
ただ、転院先では再度検査から行う場合もあり、一から費用がかかってくることもあります。
かかってくる費用については、転院先を受診された際にしっかりと確認しましょう。
④治療期間が長くなる
転院先がすぐに見つからなかったり、転院先で検査・診断から必要となると、その間は治療を進めることが出来ません。
また、装置を付けたまま転院しても、今まで使用していた装置を転院先で使用している装置が異なる場合は、装置の取り外し・付け直しが必要になる可能性があります。
また歯科医師の治療方針によっても、治療期間が大きく変わることがあります。
当初の予定よりも、治療期間が長くなる可能性があることを念頭に置いておきましょう。
みずの矯正歯科ではどうしてる?
当院へ通院中の患者様で、転院を希望される場合は以下の通り対応しています。
※2023年12月現在
1.転院先を紹介
患者様のお引越し先の近くで、矯正歯科をピックアップしご紹介いたします。
受け入れ可能かどうか、転院先への確認も当院より行います。
※お引越し先の地域によってはご紹介が難しい場合もあります。
2.返金対応
ご契約から2年以内であれば、治療の進行状況によって装置代を一部返金させていただきます。
※2年以内であっても、治療が終盤に差し掛かっている場合は返金出来かねる場合もあります。
3.転院先へデータ送付
レントゲンデータ、写真、模型などを転院先へお送りします。
データの発送が完了したら、患者様に転院先受診のご予約を取っていただきます。
★当院では患者様の負担が少なくなるよう、サポートしております★
転院先のリストアップや手続き等お時間を要する場合もございますので、お引越しが決まりそうな場合は早めにご連絡ください。
まとめ
転居が伴っても歯列矯正を続けることは可能です。
ただ、上記で述べたように矯正歯科の転院は様々なリスクが伴います。
治療開始前にお引越しや転勤の可能性がある方は、先を見越してクリニック選びをするのがおすすめです!
せっかく始めた歯列矯正ですので、最後までしっかり治療を続け、綺麗な歯並びを手に入れましょう😁
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土日:10:00~13:00 14:30~18:00
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