矯正治療中に装置が取れてしまったり、痛みが続いたり、口内炎が出来てしまったり、
こんな時どうしたらいいのか❓と不安になったことはありませんか❓
矯正治療中には、治療のステップに合わせて、口腔内にさまざまな装置を装着します。
また、矯正歯科治療は治療期間が比較的長期間にわたるため、
治療中にはさまざまなトラブル⚠️が起こる可能性があります。
トラブルによっては、早めに対応しなければ
治療が計画通りに進まなくなってしまうこともあります。
今回は、矯正治療中に起こりやすいトラブル⚠️について、
・ワイヤー矯正中のトラブル
・マウスピース(当院ではインビザライン)矯正中のトラブル
・その他矯正中のトラブル
に分けて、トラブルが起きたときの原因や対処方法について説明していきます✍🏻
どのようなトラブルが起きやすいかをあらかじめ知っておくことで、
もしトラブルが起きたときでも冷静な対応をとることができるかと思います。
目次
【ワイヤー矯正中のトラブル】
①ブラケットが外れてしまった
歯に装着したブラケットは、ある程度の強さの力が一気にかかった時は外れてしまいます
・硬い食べ物を噛んだりしてしまった。
・寝てる間など歯ぎしりをしている。
・もともとの噛み合わせが原因。
などが考えられます。
【対処法】
お渡ししているワックスを応急処置としてつける。
完全に取れてしまった場合にはブラケットを保管し、お持ちいただくようにお願いします。
取れたままにしておくと、歯が思うように動かなくなってしまう可能性があるので、
通院中の医院に連絡をして、早めにつけ直しをしてもらいましょう。
②ワイヤーの後ろが伸びてきて頬に当たって痛い
歯が動いてきた(並んできた)ことにより、ワイヤーの先端が後ろから出てきます。
【対処法】
お渡ししているワックスを飛び出てるワイヤーに応急処置としてつける。
通院中の医院に連絡をして、ワイヤーをカットしてもらいましょう!
※ご自身でハサミ✂️などを用いてワイヤーをカットするのは危険なのでやめましょう!
③ワイヤー、パワーチェーン(ゴム掛け)が取れる、外れてしまった。
ワイヤーが外れてしまったり、パワーチェーン(ゴム掛け)が取れてしまうことがあります。
【対処法】
ワイヤーが外れてしまい、そのままにしておくと粘膜に当たって痛い場合は
応急処置としてワイヤーの先端にワックスをつけましょう。
※ご自身でハサミなどを用いてワイヤーをカットするのは危険なのでやめましょう!
パワーチェーン(ゴム掛け)が取れてしまい、
そのままにしておくと不快な場合は応急処置としてハサミ✂️で切ってしまってもかまいません。
いずれも放置しておくと、歯が思うように動かなくなってしまう可能性があるため、
通院中の医院に連絡📞をしてつけ直しをしてもらいましょう。
【マウスピース矯正中のトラブル】
①アタッチメントが取れてしまった
もともとの噛み合わせが原因で取れてしまったり、
マウスピースを取り外す際に一緒にアタッチメントが取れてしまうことがあります。
【対処法】
当院では次回の来院時にアタッチメントの付け直しをしているので、
来院時に取れた旨をお伝えください。
(医院によってはすぐつけ直しをおこなっている所もあるので、まずは連絡をしましょう!)
②マウスピースを無くしてしまった。捨ててしまった。
マウスピースを外した時にティッシュペーパーなどに包んでしまうと紛失の原因になります。
必ずケース内で保管するようにしましょう!
【対処法】
ひとつ前の番号のマウスピースを保管しておいて、無くしたり、捨ててしまった時は
ひとまず、ひとつ前のマウスピースを装着する。通院中の医院にその旨を連絡する。
(ひとつ前のマウスピースが無かったり、
次回以降のマウスピースを無くしてしまった場合は早めに通院中の医院に連絡をしましょう。
③マウスピースが割れた
取り外しの際に力がかかることによって稀にマウスピースが割れてしまう事があります。
【対処法】
完全に分離してしまった場合はひとつ前のマウスピースを装着しましょう。
亀裂が入った程度であれば、そのまま使って頂いても構いません。
通院中の医院にその旨を伝えましょう!!
④装着した時マウスピースが浮いている場所がある
噛み合わせや歯並びにより、歯の動きが大きい部分だったり、
マウスピースの使用時間の不足だったりが考えられます。
【対処法】
通院中の医院に相談し、アライナーチューイをお持ちの場合は使用して頂く。
マウスピースを装着した時、浮いてくる部分にアライナーチューイを
20~30回程度噛んでマウスピースを合わせていきます。
(浮いている部位が多かったり、
アライナーチューイで改善されない時は作り直しが必要な場合もあります。)
【その他のトラブル】
①歯が痛い
矯正治療中、歯が動いてくることによって痛みがでることがあります。
痛みは治療後3日程度がピークで、通常1週間程度で落ち着いてきます。
【対処法】
1週間程度、様子をみましょう。
痛みが強く我慢できない場合は鎮痛剤を服用しても構いません。
痛みが酷い場合や、1週間以上続く場合は
矯正治療による痛みではない可能性もありますので、受診しましょう。
②口内炎ができた
装置やワイヤーが唇や頬の内側にあたり、擦れてしまう事が原因です。
(装置の不備があり、口内炎ができる場合もあるので不安であれば受診しましょう。)
【対処法】
口内炎ができてしまう部分の装置にワックスをつけましょう。
お持ちであれば口内炎の薬をつけましょう。市販のものでも構いません!
お持ちでなければ、通院中の医院で口内炎の薬を貰いましょう。
③歯がしみる(知覚過敏の症状がある。)
矯正治療中、歯が動いてくることによって知覚過敏の症状がでることがあります。
歯の動きが落ち着いてくると、症状も落ち着いてきます。
【対処法】
通院中の医院で知覚過敏の薬を塗ってもらいましょう。
知覚過敏を抑制してくれる歯磨剤(歯磨き粉)を使用する。
”シュミテクト” がおすすめです‼️
※知覚過敏は矯正治療中だけでなく様々な原因があるので一度受診しましょう。
④しゃべりにくい(発音障害)
矯正治療中、口腔内に様々な装置をつけるためしゃべりにくいと感じることがあります。
装置に慣れてくるとしゃべりにくさも改善されてきますので、安心してください!
⑤アンカースクリューがぐらぐらする、まわりが腫れている
歯を効率的に動かすためのアンカースクリューですが、稀に
ぐらぐらと緩んできたり、自然と取れてきてしまうこともあります。
そのようなことがあれば通院中の医院に連絡をして受診しましょう。
アンカースクリューのまわりに汚れが溜まり、
歯ぐきが腫れてしまうことが原因でアンカースクリューが緩んでくることもありますので、
タフトブラシで汚れを取るようにしましょう
このように矯正治療中にさまざまなトラブルがおこる可能性がありますが、
予め原因や対処法を知っておくことでトラブルが起きた時冷静な対応ができます。
判断に困った時は通院中の歯科医院に相談しましょう!
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