矯正治療は歯を動かす過程で
約2年〜3年ほどかかり、
その後、後戻りを防ぐための保定期間が
約2年ほど必要となります。
完全終了するまでに5.6年ほど有する矯正治療。
その間には、当初予定していなかった転勤や
ライフスタイルの変化により
やむを得ず引っ越しが必要になる方も
多くいらっしゃいます。
今回はもし、矯正治療中に
引っ越しが必要になった場合について
詳しくご紹介いたします✨

目次
できれば最後まで同じ歯科医院で治療を!

矯正治療は下記の流れで行われます。
①患者さんの主訴の把握(カウンセリング)
②精密検査、そのデータの分析
③治療計画の立案
④歯を動かす治療(動的治療)
⑤歯を固定させる治療(保定期間)
これらの一連の流れは
できれば最後まで同じ歯科医院で
一貫性をもって行うことが理想的です。
転院時の注意事項でもご紹介しますが
矯正の治療方針や考え方は
歯科医師によって異なります。
転院先の歯科医師の治療方針により
治療計画が変更される可能性も…
通えそうな範囲のお引越しの場合は
当初の歯科医院で矯正治療を続けることを
おすすめします!
通院が難しい場合は転居先の歯科医院へ転院
お引っ越しが遠方で通院が難しい場合は
転居先の歯科医院へ転院して
矯正治療を継続することができます。
矯正治療の転院はこのような手順で行われます。
転院する場合の流れ
①患者さんが歯科医院へ転院の希望を申し出る
②歯科医院が転居先の矯正歯科をピックアップ
③転院候補の歯科医院が転院の受け入れ可能か確認
④患者さんへ候補の矯正歯科のご紹介
⑤患者さんの同意が得られたら
転院先の歯科医院へ詳しい状況説明
⑥転院先で受け入れの最終確認ができたら
カルテ、資料の郵送
⑦患者さんが転院先で直接説明を受け、
同意が得られたら契約、矯正治療再スタート。
このように転院は手順を多く踏むため
矯正治療の再スタートまでに
時間がかかってしまうことが多いです
スムーズに進めるために
引っ越しが決まったらなるべく早く
歯科医院へ報告するようにしましょう。

転院の注意事項
転院をする場合は下記のことを注意しましょう。
①治療計画の変更の可能性あり

転院先の歯科医院は
日本矯正歯科学会認定医の資格の有無や
歯科医師会の繋がりなどから
信頼できる歯科医院を選択しています。
しかし歯科医師によって
治療方針の考え方は異なり、
転院先では違った治療計画が最善とされる場合も。
もちろん、必ず同意を得た上で治療を行うので
わからないことや不安なことは
必ず納得するまで確認しましょう!
②返金についてしっかり確認する

多くのクリニックでは
転院などで治療の中断をする場合、
治療の進歩状況に応じて
返金対応を行なっています。
矯正治療の進歩状況に応じての返金金額は
どのように決まるのでしょうか?
日本臨床矯正歯科医会では
治療の進行度による返金額の目安を
このように提示しています。
https://www.jpao.jp/2017/03/23
返金額に関してはトラブルになりやすいため
しっかりと歯科医院に確認するようにしましょう。
③転院先で追加費用がかかる場合あり
患者さんの写真やレントゲンなどのデータは
事前に転院先へ郵送しますが
転院先では改めて精密検査から始まる場合が
ほとんどです。
これは歯科医院によって検査項目が違ったり
データの保管方法が違うためです。
そのため検査・診断料として
転院先で費用が発生します。
また、使用している矯正装置に
転院先が対応していない場合は
対応できる装置へ変更するため
装置代が別途かかる場合があります。
それにより転院をすると
前の歯科医院で返金があったとしても
当初の予定よりも総額が高くなってしまう傾向にあります。
こんな選択肢も!
①間隔を空けながら通院を続ける

通常、ワイヤー矯正の場合は月1回通院し、
マウスピース矯正の場合は
1.5ヶ月〜2ヶ月ごとに通院が必要です。
引っ越し後も同じ歯科医院で治療を続けたいけど
その頻度での通院は難しい場合、
間隔を空けつつ治療を行うという手もあります。
ワイヤー矯正の方は調整を2ヶ月に1回にしたり
マウスピース矯正の方は多めにマウスピースを
もらって通院の頻度を少なくすることもできます。
その分治療期間が伸びてしまう可能性はありますが
最後まで同じ医院で治療を行うことができます。
歯科医師に相談をしてみましょう。
②矯正治療を一時中断する

単身赴任や海外留学など
一時的にその土地から離れるだけの場合は
その期間のみ矯正治療を
お休みすることもできます。
その場合は歯を動かすための装置を外して
歯並びをキープさせる装置(リテーナー)を
使用してもらいます。
そして戻ってきたタイミングで
もう一度、歯を動かす装置を付けて
矯正治療を再スタートさせることが出来ます。
こちらも装置を外す予約の確保や、
リテーナーの作製期間が必要なので
希望があれば早めに歯科医師に相談しましょう。
まとめ
矯正治療の途中に予期せぬ転勤・お引越しが
必要になる方は少なくありません。
万が一、引っ越しが必要になった場合は
なるべく早くかかりつけの歯科医院へ
相談しましょう。
きっと最後までしっかりと治療ができるよう
最善の方法を提案してくれるはずです☺️
また、これから矯正治療をしたいとお考えの方で
引っ越しの予定がない場合でも
カウンセリング時に転院対応や返金対応について
確認しておくのがおすすめです!
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